大紀元時報

余命わずかな犬に最後の日まで無償の愛を

2019年08月09日 19時29分
Photo courtesy of Luciano Karosas
Photo courtesy of Luciano Karosas

病気や高齢を理由に捨てられ、最後の日々をわが家で過ごすことができない犬たちはどのくらいいるだろうか。残念なことに保健所はこうした犬であふれかえっている。

選ばれなかった犬たちにとって、人間のお父さんやお母さんに世話をしてもらえず放って置かれることがどれだけ辛く悲しいことか。それでも、アルゼンチンの若者のおかげでそのうちの1匹が救われた。

ブエノスアイレスの都市ベラサテギに住む21歳のルチアーノ・カロサスは、癌に侵され余命わずかとなった犬を不憫に思った。

サノスと名付けられたこの犬の頭には大きな腫瘍があり、鼻の上で巨大な毛玉が成長しているかのように見えた。カロサスはこの犬を悲劇から救い出し、最後の日々を無償の愛で包んであげたいと思った。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

The king of pride 

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サノスが癌を宣告された後、病気は彼の頭まで広がり腫瘍は膨れ上がっていった。サノスは4組の家族に受け入れを拒否され、やっとのことでカロサスの家に引き取られた。病気のサノスの世話をすることは、前の飼い主にとってはどうしても難しかった。

カロサスが保健所を訪れたとき、新しい家族になる犬との出会いに心が動かされていた。彼は「自分の心の一部を手にしたようだった」と語った。

彼はサノスがどんな状況にあろうとも残りの人生を愛情いっぱいに過ごさせてあげようと決意していた。それでもサノスを助けたかったカロサスは、手術ができることを願ってサノスを獣医に連れて行くことにした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Lo esencial es invisible a los ojos

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しかしそれは叶わぬ願いだった。獣医らはサノスのためにできることはないと告げるしかなかった。

そしてカロサスはサノスに残された時間を最高のひとときにすることを決意した。

驚いたことに、サノスは大きな腫瘍を抱えているにも関わらずいつも明るく陽気に振る舞っていた。彼は他の犬たちと同じようによくはしゃぎ、カロサスに擦り寄るのが大好きだった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Perdón pero amo esta foto y soy un padre baboso

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だれにも望まれない犬たちの世話をすることは、ペットショップで購入した犬を世話するのとなんら変わりない充足感を飼い主に与えてくれる。空っぽになった彼らの心に愛情を注ぎ、住まいを与えてあげることはなんとすばらしいことだろうか。

そう感じていたのはカロサスだけではない。

コロラド州に住む男性はもう10回以上も同様の経験をしている。最愛の愛犬を亡くした男性はその後だれからも望まれない老犬たち10匹を引き取ることにした。そしてその経験が彼を悲しみから救ってくれたのだ。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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