中国・四川省成都市の民宿で、宿泊した女性2人がベッドに向けて設置した小型カメラを発見する事件があった。
2人は、部屋に入った直後に予約サイトの写真よりも狭いと感じ、不審に思って室内を見回した。すると、ベッド正面のエアコン配管部分に小さな黒い点を見つけた。懐中電灯を当てると、赤い光が反射して見えたため、中にカメラがあると気づき、すぐに警察へ通報した。
警察は配管内部からカメラ1台を取り外し、レンズがベッドを正面から撮影できる位置にあったことを確認した。23歳と26歳の男2人を逮捕。いずれも宿泊客を装って自作の装置を設置していたという。
民宿側との共謀や動画の流出は確認していない。
中国ではホテルや民宿での盗撮事件が相次いでおり、ネット上では「なぜ販売を規制できないのか」と怒りの声が上がっている。
しかし、規制を待っていても自分の安全は守れない。現実的な対策は、自ら確認することだ。
専門知識がなくてもできる確認方法がある。
まず、部屋を暗くし、スマートフォンのライトで壁や天井、エアコン、コンセント周辺をゆっくり照らす。カメラのレンズはガラスであるため、赤や白の光が小さく反射することがある。
次に、スマートフォンのカメラ越しに室内を確認する。赤外線タイプの隠しカメラは、画面上で小さく点滅して見える場合がある。
鏡の確認も重要である。鏡に指を当てたとき、指と映像の間にすき間がない場合は、裏側が透ける構造の可能性がある。
また、不自然な黒い点や小さな穴がないかもチェックしたい。エアコン配管、煙感知器、テレビ周辺、コンセント、観葉植物などは設置されやすい場所である。
さらに、Wi-Fiの接続機器一覧を確認し、見慣れない機器名がないかを確認する方法もある。通信型カメラであれば、一覧に表示されることがある。
完全に防ぐことは難しい。しかし、部屋に入ったら一度見渡して確認する。そのわずかな時間を惜しまないことが、最も現実的な対策である。
ホテル宿泊の際は、くれぐれも注意が必要だ。
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