香港デモ、警察が初めて実弾発砲 放水砲・装甲車も出動
香港・新界の荃湾(チュンワン)区では25日、「逃亡犯条例」改正案に抗議するデモが行われた。強制排除に乗り出した警察がデモ隊に対して催涙弾などを発射したほか、拳銃を抜き発砲して威嚇した。高圧放水車と装甲車も投入された。
25日午後2時45分ごろ、デモ参加者は大雨の中、同地区の葵芳南総バス停から出発し、荃湾公園広場に向かって「香港、頑張ろう」「暴徒はいない。あるのは暴政だけだ」などのスローガンを叫びながら行進した。
一部の抗議者は、警察の実力行使を妨ぐために、荃湾公園広場の近くの幹線道路である徳士古道にバリケードを設置した。当局は午後5時半ごろ、強制排除に乗り出し、数発の催涙弾を放った。
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