2018年10月、新疆ウイグル自治区で綿花を摘む女性(GettyImages)

「中国産の綿花」に隠れたウイグル強制労働 欧米の有名メーカーも利用=報告

非営利団体の報告によると、中国の綿花生産量の84%が新疆ウイグル自治区産となっている。当局が「職業訓練」と称する集中管理施設にいる人々を、綿花産業に従事させているという。

ワシントン拠点の民間非営利団体(NPO)中国人権組織・公民力量によると、新疆ウイグル自治区の収容者らが生産した綿花は、中国に工場を持つ世界の衣料品メーカーの素材として使用されている。

公民力量のウイグル人権担当ルイーザ・グレイブ氏によると、中国当局は、企業名や産地の偽装、「複雑な責任構造」を作り出すなどして、新疆の施設で生産されていることを隠ぺいするために複数の方法をとっている。

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