台湾台北市で中正紀念堂の衛兵交代の様子(GettyImages)

中国の台湾2020年総統選への介入は「間違いない」米は対策用意=米高官

2020年の台湾総統選が近づくにつれて、北京は選挙結果に影響を与えようと台湾への圧力を強めている。 米国防次官補でアジア太平洋安全保障担当のランドール・シュライバー氏はこのほど、米国の民主主義的なパートナーである台湾が、独自の地位を維持し「自由で公平な、脅迫されない」選挙が行えるよう措置を講じるとした。

シュライバー氏は10月1日、ワシントンで開かれたシンクタンク・ブルッキングス研究所主催の米中戦略に関するセミナーで、台湾に対する北京の圧力について発言した。

シュライバー氏によると、米国は「台湾関係法」に基づいて、台湾の安全保障協力を強化することができるとした。

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