ソロモン諸島首相が初訪中 野党は「中国からの支配」を危惧
台湾と断交して中国と国交を結んだ南太平洋の島国・ソロモン諸島のソガバレ首相は、中国系企業の幹部を含む32人の代表団と北京を訪問している。野党代表らは、中国の影響力拡大を危惧している。
中国外交部(外務省)によると、今回が初訪中となるソガバレ首相は10月8~13日までの滞在期間中、中国政府と経済、教育、技術、外交など多数の協定に署名する予定。北京で開催されている国際農業展示会閉幕式に参加する。
現地紙ソロモン・スター10月7日付によれば、32人の訪中団は民間および国営の企業代表11人、5閣僚を含む9人の政治家やメディアの代表からなる。参加企業には中華系の姓を持つ代表者が率いる4企業が含まれる。
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