香港市民、台風19号の被災者に募金活動 約1300万円集まる
香港の民主派団体、香港衆志(デモシスト)の周庭(アグネス・チョウ)さんは19日のツイッターで、日本に甚大な被害をもたらした台風19号の被災者に100万香港ドル(約1382万円)の寄付が集まったと報告した。
アグネスさんのツイッターによると、募金は香港の抗議者がクラウドファンディングを通して行ったという。手数料などを除いた金額を日本赤十字社に送る予定。
このツイッターに7万6000の「いいね」がついており、日本人と思われるユーザーから感謝の言葉が並べられている。
「周庭さん、われわれは大丈夫です。その資金はあなたたちのために使って下さい。お気持ちだけでわれわれは癒やされます。これからも頑張って下さい」
「香港も大変なのだからお気持ちだけで結構です」
「アグネスさん、本当にありがとうございます。香港の方が大変なのに、こんなにしていただいて恐縮です」
「私たち日本人ももっと香港のためにできることを、少しでもお手伝いしたいです」
「香港の強くて優しい皆さまが大好きです。香港の自由と民主主義が守られる事を心から応援します」

クラウドファンディングの募金ページは、「日本と友好関係にある香港も今、大変な境遇にありますが、それでも隣人のために支援の手を差し伸べたい」と述べている。
先週、日本はとても強い台風に襲われました。命を失ったり、けがをしたり、家を失った人がたくさんいます。香港人、香港の抗議者たちがクラウドファンディングを行い、日本への義援金を集めました。現在までに100万香港ドル(約1382万円)以上が集まり、私たちはこれから日本赤十字社に送るつもりです。
— 周庭 Agnes Chow Ting (@chowtingagnes) October 19, 2019
(李沐恩)


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