11月6日、ブーガンビルでパプアニューギニアからの独立支持派が、政府と和解のための式典を行っている(ELIZABETH VUVU/AFP via Getty Images)

南太平洋に新しい国誕生の可能性 中国、すでに14.7億米ドル投資を約束

国際的な影響力を高めるために、中国は、南太平洋諸国の支配権を買い取っている。このほど、豪メディアに応えた元海軍太平洋艦隊の司令官は警告した。

南太平洋の島国であるソロモン諸島、バヌアツ、キリバスは2019年、台湾との外交を断絶した。豪メディア・ナインニュースは調査報道番組「60分(60 Minutes)」のなかで、中国政府はソロモン諸島の議員たちに2万豪ドル(約150万円)の賄賂を振舞って、台湾との関係を断つよう要求していたと伝えた。

米海軍の太平洋艦隊司令官を務めたジム・ファネル氏は、南太平洋に対する中国の計画は「緩やかな侵略」であり「拡大主義」によるものだと述べた。

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