豪政府、新たな機関を設置 外国勢力の干渉防止を強化
豪州治安情報局(ASIO)は12月2日、外国勢力の干渉抑制とスパイ対策を強化し、8800万豪ドル(約65億円)を投じて新たな専用部隊を設置することを発表した。11月、中国共産党の元スパイが豪メディアに対して、中国の対台湾、香港、豪州の情報工作を詳細に語り、豪社会に波紋を呼んだ。
この特別な部隊は、内務省内にある外国干渉対策室の権限を拡大して「国益に害を及ぼそうとする」勢力を抑制する。ASIO上級高官が率いて、検察、警察などあらゆる安全保障機関の職員が加わる。
スコット・モリソン豪首相は、この部隊設置について「外国勢力の干渉の脅威は増している。(他組織間の)協力により、攻撃の中断や対象者の起訴ができるようにする」と述べた。
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