中国の理不尽な要求に台湾有名YouTuberがノー、「土下座はしない」
反中国共産党の機運が世界各地で高まる中、中国当局からの圧力に屈しない人が増えている。インターネット上ではこのほど、中国当局を批判する台湾人ユーチューバーの「波特王(ポッターキング)」とトルコ系ドイツ人サッカー選手のメスト・エジル選手の行動が注目されている。
「波特王」こと、本名陳加晋氏は、中国本土と台湾に多くのファンを持つ。12月14日、YouTubeに、台湾の蔡英文総統とイベントに参加した動画を投稿した。動画の中で、波特王は蔡総統に対して、「総統」と呼んでいた。動画は20日午後3時の時点で、130万回以上再生された。
しかし、陳氏の動画を中国国内で配信する企業、徐州自由自在網絡科技有限公司(papitube、パピチューブ)は、この「総統」の呼び方を問題視し、映像を削除しなければ、契約を解除すると陳氏に圧力をかけた。
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