( 29日は満員御礼、30日も満場だった神韻広島公演。閉幕してからも観客の拍手が鳴り止まない 撮影/牛彬)
神韻広島公演

7年ぶり満場の広島公演、閉幕後にも鳴り止まない拍手

7年ぶりの公演となった広島公演。29日、30日と行われた公演は満席となった。広島での公演をずっと長い間待ちかねていた人、また山口、岡山など他県から来場した人も少なくない。30日、演目が全て終わり閉幕してもなかなか鳴り止まない観客の拍手。神韻公演は広島の観客にとって今年最後のよい締めくくりとなったようだ。

(岡崎富男さん 撮影:盧勇)

医療福祉センターの所長をしている岡崎富男さんはFacebookの動画で神韻公演を知った。動画の中で普段あまり見ることのない中国の伝統文化が織りなす世界が目に飛び込んできて非常に美しいと感じたという。

劇場で実際に見てみると、大振りの袖をふり蝶のように優雅に舞う女性の舞踊や、馬を駆り草原を疾走する光景を眼前に見ているような勇壮な男性の群舞に目を奪われた。

「基本的な技術がしっかりできている上に優雅さがある」

このようなところに岡崎さんは数千年の中国文化の伝統を感じ、素晴らしいと語る。中国独特の文化の素晴らしさを世界中にこのような形で伝える神韻公演はとても意義深いと述べた。

中国本土では伝統文化が破壊されて真の中国伝統文化を見ることができなくなってから久しい。岡崎さんは伝統文化はその国で長いあいだ培われた独特のもの。神韻公演を見て、中国伝統文化が西洋の文化とはまったく違った素晴らしい文化ということにあらためて気付かされたと語った。

(小椋浩介さん 撮影:盧勇)

「舞踊はさすがのクオリティ。プレイヤーの素晴らしさをものすごく感じさせられた」と語る小椋浩介さん。舞台のプロデュースなどを手掛けている。

舞台の上に繰り広げられる華やかな舞踊に、小椋さんはダンサーの日々の努力や練習を感じるという。ダンサーたちの身体の動きを、「派手なだけではない小さなところにも気を抜かないパフォーマンス」だと言う。また演目の中に日本の神楽との共通性を見出し興味深く感じている。

伝統的な枠組みの中で文化というものは生まれてくるものだが、そういう文化が育つ環境というものが今の中国には感じられない。伝統を重んじてほしいと思うと語った。

来年はじめ3日に行われる神韻京都公演の昼の席は完売、夜はもう残りわずかとなっている。以降の公演はつぎのとおり、良い席は早めに確保したほうが良さそうだ。

2020年1月3日(昼、完売、夜、残席わずか)、2月1、2日 ロームシアター京都 メインホール(残席わずか)

1月6~9日 神奈川県民ホール 大ホール

1月13、14日 大宮ソニックシティ 大ホール(残席わずか)

1月15、16日 府中の森芸術劇場 どりーむホール

1月18日 大阪フェニーチェ堺 大ホール(残席わずか)

1月20~23日 福岡サンパレス ホテル&ホール コンサートホール

1月10、11日、27~29日 文京シビックホール 大ホール(10、11日完売)

(取材編集/文 大道修)

 

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