ポンペオ米国務長官。2019年11月、ドイツで撮影(Andreas Gora – Pool /Getty Images)

ポンペオ米国務長官、抑止戦略に言及 中ロイランが対象

マイク・ポンペオ米国務長官は1月13日、カリフォルニア州サンフランシスコで行った2つの演説のなかで、米国が中国、ロシア、イランなど敵対国に対抗するための抑止力の回復について語った。また、シリコンバレーのハイテク企業の幹部が、中国とビジネスをしても米国の価値を犠牲にしないよう注意を促した。

長官はスタンフォード大学のフーバー研究所で「抑止力の回復:イランの事例」と題した演説を行った。長官は、革命防衛隊のカセム・ソレイマニ司令官の殺害は、ワシントンが敵対国に挑戦するために取った、広範な抑止戦略の一環であり、「トランプ大統領と国家安全保障チームは、イランに対する真の抑止力を再構築している」と強調した。

トランプ米大統領は2018年、2015年のイラン核合意を撤回して再び制裁を加えることで、イランの経済に打撃を与えた。

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