新型コロナウイルスによる肺炎の患者が多く出た武漢市の華南海鮮市場(NOEL CELIS/Getty Images)

中国の新型肺炎、浙江省で5人感染の疑い 発症201人に

中国浙江省の衛生当局は1月20日、省内の温州市、舟山市、台州市、杭州市で、新型コロナウイルスによる肺炎を発症した疑いのある患者が5人いると発表した。これで中国全土で感染者が201人となった。

同省衛生委員会がウェブサイトで掲載した公表によると、5人は浙江省を訪ねた武漢市民だという。現在、隔離されて治療を受けている。濃厚接触者を今観察中だとした。

北京市政府と広東省深セン市政府はこのほど、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は計3人確認されたと公表した。

また、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、上海でも感染の疑いのある症例1件があると報道した。

24日から始まる旧正月の大型連休に伴い、感染がさらに拡大する恐れがある。

(翻訳編集・張哲)

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