スウェーデン外務省、中国大使を呼び出し抗議「報道機関を脅した」
スウェーデン外務省は21日、中国の桂従友・駐スウェーデン大使を呼び出し、同氏がスウェーデンの報道機関を脅したとして抗議した。
AFP通信の報道によると、桂大使はこのほど、スウェーデン・テレビ(SVT)のインタビューを受けた際、スウェーデンのメディアが中国に「批判的な報道を行っている」と非難した。大使は、ボクシングの試合にたとえ、「48キロのフライ級選手」であるスウェーデンが、「86キロのヘビー級選手」の中国に挑もうとしていると話した。さらに、大使は、「忠告を聞き入れないフライ級の選手が挑発し続け、ヘビー級の選手の家まで押しかけたとしたら、ヘビー級選手には(彼をやっつける以外)選択肢はないだろう」と述べた。
同国のアン・リンデ外務相はSVTの取材に対して、桂大使の言論は「意図的にメディアに圧力を掛けている」「受け入れられない脅しだ」とした。
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