2020年2月1日、中国国内メディアは、湖南省で鳥インフルエンザが発生したと報告した。写真は2014年、香港で鳥インフルエンザ流行時に撮影された市場の様子、担当職員が処分にあたる。参考写真(GettyImages)

中国湖南省、H5N1鳥インフルエンザが発生 

新型コロナウイルスが猛威を振るう湖北省に隣接する内陸部の湖南省の養鶏場で、鳥インフルエンザが発生した。中国農業農村省が2月1日、発表した

中国メディア報道によると、国立鳥インフルエンザ検査研究所は、飼育されたニワトリから、病原性の高い「H5N1型」を検出したとして、鳥インフルエンザの発生を確認した。

養鶏場では7850羽のニワトリが飼育されており、4500羽が死んだ。地方政府は、1万7828羽の家禽を感染拡大を防ぐために殺処分した。

現在、中国で新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している。中国動物疫病予防管理センターは、今回の鳥インフルエンザの発生は、中国の公衆衛生資源の負担をさらに増大させると指摘している。

(翻訳編集・佐渡道世)

関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明