【紀元曙光】2020年2月19日

アンデルセン童話の『裸の王様』。ある王国に二人の詐欺師がやってきた。自分たちは仕立て屋で、「愚か者には見えない織物」で見事な衣装を作れますよ、という。

▼それを聞いた王様は、だまされたとも気づかず、二人に衣装を作らせる。見えないと言うと「愚か者」になってしまうので、王様も、大臣も、民衆も、本当のことを口にできず、自分を偽って、見えるふりをしてしまう。

▼見えない衣装を身に着け、威風堂々とパレードをする王様。それを見た一人の子どもが指差して、「あの王様、裸だよ」。この一言が決定打となって、民衆は「裸の王様」の欺瞞性に気づく。ところが愚かな王様は、それでも気づかずにパレードを続けていく。

▼その子どもに王様からの刑罰が加えられなくて、ああ良かったと胸をなでおろす。これが今の中国だったら大変なことだ。なにしろ真実を口にすれば、本当に命がなくなる危険があるのだから。

▼おそらく武漢市民であろう。淡い黄色のウェアを着たその女性は、命の危険も覚悟の上で、語気鋭く、すさまじい発言をした。中国共産党の欺瞞性、腐敗ぶり、邪悪ぶりをとことん罵倒し、「自分を犠牲にしてでも私は立ち上がる。同胞よ、立ち上がれ!」と叫んだ。

▼3分間にわたる彼女の絶叫は、必ずや歴史の石段に刻されるだろう。その中にあった、次の言葉を今後のため記憶しておきたい。「武漢の肺炎は、政党内の争いのため、計画的に引き起こされた」。小欄の筆者が彼女の意を解読すると、「これは江沢民派の残存勢力が、習近平に仕掛けた攻撃だ」となる。さもあろう、と思う。

▶ 続きを読む
関連記事
生姜は冬に役立つ食材ですが、使い方によっては体の温かさを外に逃がしてしまうこともあると考えられています。酢と火の入れ方を工夫した、生姜焼きの一例を紹介します。
三日坊主で終わる目標を、今度こそ「続く習慣」に変えたい人へ。意志力に頼らず、自分自身の心理を味方につける発想とは? アイデンティティ・言葉・感情の3つから、無理なく変わり続ける実践的ヒントを解説します。
立春は、体が冬から春へ切り替わる途中にあります。不調が出やすいこの時期は、無理に補うより、季節に出回る食材を使い、体の流れを整えることが助けになると考えられています。
外遊びはただの気分転換ではありません。骨や免疫、集中力や心の強さまで育てる理由を科学的に解説。安全と成長を両立させる、親が知っておきたい屋外遊びの本当の価値がわかります。
毎日飲むコーヒー、その一杯は本当に安心ですか。健康効果の裏に潜む化合物とリスクを整理し、選び方・淹れ方で不安を減らす実践的なポイントを、研究結果をもとにわかりやすく解説します。