【紀元曙光】2020年2月29日

4年に一度の、この日。オリンピックへの期待感とともに迎えたかったが、今年は雲行きが怪しくなってきた。ある専門家の言によれば、「ウイルスはもう日本に拡散しており、これは長期戦になる」という。

▼もちろん、オリンピック開催国としては予定通り、無事に行いたい。ところが、いよいよ国民全体の雰囲気も高まってきた矢先に、ほとんどテロ攻撃のような新型ウイルスの病禍に見舞われた。

▼不幸にして亡くなられた方もいる。現在、治療中の患者さんも多くおられるに違いない。見えざる恐怖を突きつけられて、苦渋の決断ではあろうが、イベントや公演の中止、学校の休校が相次いでいる。個人の体だけでなく、社会や集団に対しても、このウイルスは浸透して相当な悪さをするらしい。

▼小欄は、それら現実の事象について、是非を述べることはできない。ただ、一つの願いはもっている。我が祖国日本が、しぼまないでほしいということだ。非科学的な精神論を言うつもりはないが、気力を充実させ、国家そのものの「免疫力」を高める。そのためには「負けてたまるか!」の気合が、案外、突破口を開くのではないか。

▼びくびく腰が引ければ、よけいにウイルスどもが寄ってくる。病原であるウイルスは、中国共産党の巣食う土地から来たためか、それ自体、格別の邪悪性を帯びたものであろう。厄介ではあるが、こういう敵に弱味を見せてはならぬ。

▼情緒的な文章を書いたことに、些か反省の念をもっている。ただ、これが今の筆者の本心でもある。恐れず、慌てず、ハエを叩くように鋭くウイルスを駆逐せん。

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