ノーベル文学賞受賞のマリオ・バルガス・リョサ氏は中国大使館から公開批判された(Carlos Alvarez/Getty Images)

中共ウイルスで一層強まる中国のプロパガンダ 「世界団結のきっかけに」=専門家

中共肺炎(武漢肺炎とも呼ぶ)の流行による否定的なイメージを払拭しようと、中国政府は国内外で政治宣伝を強化している。例えば「中国からのウイルス」と発言した個人を公開批判している。

米国サンフランシスコ交響楽団のビオラ演奏者・劉韻傑氏は、ソーシャルメディア上で中国の国旗を中共ウイルス(新型コロナウイルス)に置き換えて「Made in China」と書いた。共産党機関紙は、劉氏を「中国を侮辱した」と公開批判した。

ほかにも、ペルー出身の作家でノーベル文学賞受賞者マリオ・バルガス・リョサ(Mario Vargas Llosa)氏も、中国政府による批判の的になった。

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