死後、ミイラ化した仏として寺院に祀られているロシアの僧侶。人々が服を着せて飾っている (HO/AFP/Getty Images)
超常的

死後80年経っても滅びない肉体 ロシアの僧侶

仏教の世界には、厳しい修行を積み、自分をミイラ化する「即身仏」が存在する。死後数十年、あるいは数百年経っているのに身体が滅びず、生き仏として人々から祀られている。特殊な加工をしていないにもかかわらず、身体が滅びないのはなぜか。科学者たちがある僧侶の即身仏を分析した。

ロシア人の僧侶、Dashi-Dorzho Itigilov(ダシ=ドルジョ・イチゲロフ)さんが亡くなったのは、1927年。彼は亡くなる前、死後しばらく経ってから、彼の墓を掘り返すようにと弟子たちに伝えていた。28年後の1955年、彼の遺言通りに墓を開くと、驚いたことに、その身体には腐敗した様子が全く見られなかった。

1973年、僧侶たちは再びイチゲロフさんの墓を開けた。やはり彼の肉体は全く劣化しておらず、18年前に見た時と同じ状態だった。当時、共産主義を実施していたソビエト政権が宗教を排除していたため、僧侶たちはこのことを公にしなかった。

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