中国人生物学者、生きたSARSウイルスなどを米に持ち込む=米メディア
米メディア「ヤフー・ニュース」は3月30日、連邦捜査局の機密文書を引用し、2018年、中国の生物学者がMERS(中東呼吸器症候群)やSARS(重症急性呼吸器症候群)とみられるウイルスを米国内に持ち込もうとしたと報道した。
報道によれば、米税関・国境警備局は2018年11月下旬、デトロイト空港で、米に入国しようとした中国人男性を止めた後、男性の手荷物から「抗体」と書かれた3つの小瓶を見つけた。生物学者である男性は、小瓶を米国の研究所に所属する研究者に届けるようにと中国国内の同僚に頼まれたと説明した。
連邦捜査局(FBI)の戦略情報機密文書では、当局が小瓶の中身を検査し、小瓶の受取人を捜査した結果、「瓶の中に入っているものは、生きたMERSウイルスとSARSウイルスのサンプルである可能性が高い」と示された。
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