GettyImages

唐辛子に合わない7つの体質

韓国料理、タイ料理、四川料理・・・最近は、唐辛子の効いたスパイシー・フードがいっぱいあるが、体質を考慮して取らなければ、身体に問題を起こす事もある。唐辛子は食欲増進の効果があり、料理も格段と美味しくなるが、以下に述べる症状を持つ人は、唐辛子を控えた方が良い。

腎臓病の患者

唐辛子に含まれるカプサイシンは腎臓から排泄するため、腎臓病の人は腎臓機能をさらに低下させる可能性がある。

胆嚢炎、胆石症、膵臓炎の患者

唐辛子は胃粘膜を刺激し、胃酸の分泌を増加する効果があり、胃酸が多くなると、胆嚢の収縮を促進し、胆道括約筋の痙攣を誘発する恐れがある。胆絞痛、胆嚢炎、膵臓炎を悪化させてしまうことがある。

心臓病の患者

唐辛子は心拍を増加する効果があり、たくさん食べると心臓に負担がかかる。心臓病を悪化させ、心不全を引き起こす可能性がある。

の患者

唐辛子は肛門周辺部静脈の拡張、組織水腫を増強する傾向があるため、痔を悪化させる可能性があり、唐辛子は便秘を促すので、痔を悪化させることがある。

流行性結膜炎、角膜炎の患者

唐辛子は温熱の性質を持つ食品であり、炎症性の疾患を悪化させることがある。

妊産婦

妊産婦が唐辛子を食べると、吹き出物や口内炎、便秘を起こすことがあり、更に授乳している場合は、乳児にも悪い影響を与える可能性がある。

甲状腺機能亢進症の患者

唐辛子は心拍を増加し、発汗作用があるため、甲状腺機能亢進症の症状を悪化させることがある。

(翻訳編集・恵方)

関連記事
マスト(肥満)細胞活性化症候群(MCAS)に苦しむ人々にとって、食生活を変えることは、症状を大きく軽減することが可能です。多くの人が健康的な食事を心がけていますが、実際にはそうであっても、過敏性腸症候群やかゆみ、くしゃみ、不眠症などのMCASの症状を引き起こすヒスタミンが多く含まれている「健康食品」も存在します。
MCASという病気は様々な症状があるため、診断には時間が必要です。しかし、指導された一連のステップに従うことで、適切な診断に向かう道を築くことが可能です。
「ダイエット」「血液サラサラ健康法」「ツボ押し」など、健康に関する話題は雑誌やテレビで盛りだくさん。健康に関して豊富な知識を持っている人は少なくありませんが、人体がどのように成長しているのか、注目したことがありますか?
COVID-19ウイルスは肺にダメージを与えるだけでなく、体内の多くの臓器に影響を及ぼします。米国のある10代の少女は、COVID-19に感染した後、声帯が麻痺し、呼吸のために気管切開され、15ヵ月後に気管切開装置が外されました。
世界最高峰の舞台芸術で知られる神韻芸術団のダンサーや演奏家たちが6月に来日し、銀座で待望のファンミーティングを開催する。神韻公演の司会者がMCを務め、様々な企画を通してファンと交流する。