いじめを乗り越え「美」の象徴へ 「母斑」を受け入れ立ち上がった少女
「母斑(ぼはん)」とは何かご存知ですか?先天的要因による皮膚組織の奇形のことで、生まれつき体に付いているあざのことです。ドイツ・ブレーメンに住むマリカ・ナジは、体中・顔中に無数の母斑がある状態で生まれました。壮絶ないじめを乗り越え「ありのままの自分」に自信を持つようになった彼女は、モデルとして活躍するまでになりました。
生まれたばかりのマリカの体を見て、両親はショックを受けたと言います。体中あざだらけで生まれたマリカに下された病名は「先天性母斑(母斑が体の大部分を覆う病気)」。人よりもがんの発症率が高く、このまま生き延びる確率は50%しかないと告げられました。マリカは小さな体で7回もの皮膚除去手術を受けなくてはなりませんでした。
マリカが成長するにつれ皮膚のあざもくっきりと判別できるようになり、残酷で悪質ないじめが始まりました。「みんな私のことを『醜い、汚い、生きる価値ない』なんてののしったの。執拗ないじめと闘う日々は本当につらかったわ。いじめといじめから来る絶望に飲み込まれまいと耐えるだけで精いっぱいだったのよ」とマリカは振り返ります。
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