発酵の進行度により 色で分かれる中国茶

中国では「茶」は「茶 (ちゃ) 」とも「茗( めい)」とも呼ばれ、神農の時代から飲まれてきたようである。漢詩に茶を表す文字が見られ、それが最古の文献といわれている。当時は嗜好品というより、薬としての役割が強かったようだ。

中国茶は発酵の進行度により、淹れた茶の色が濃くなり、味も濃厚になる。色の変化から六大茶類(緑茶、青茶、黒茶、紅茶、白茶、黄茶)に分けられる。

緑茶は茶葉を摘み取った後に加熱処理を行なう無発酵茶である。日本の緑茶とは異なり、加熱の際に茶葉を蒸さずに釜炒りする方法が主流だ。中国においても、緑茶はもっともポピュラーで、中国本土で消費する中国茶の7〜8割を占める。代表的な緑茶は 龍井茶、黄山毛峰、信陽毛尖、 碧螺春、廬山雲霧、恩施玉露、滇緑などである。

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