母と子(YOSHIKAZU TSUNO/AFP/Getty Images)

親子の対話 幼児との接し方

現代の親は忙しく、子供とじっくり話しあう機会が少ないと言われています。しかし、幼児を持つ親御さんは、常に子供とのコミュニケーションを図ることが大切です。幼児の頃に親とじっくり接することが、その後の人間関係を構築する上で大きな役割を果たすからです。幼児期は正しい価値観を植え付ける時期であり、子供に自信を持たせ、他人との良い関係を築く基礎となるのです。

幼児期の言語能力の発達は非常に重要です。幼児の社交性や知的能力は、言語能力の発達と密接に繋がっているからです。言語能力の低下が原因で、自閉症や学習障害などが引き起こされることもあります。多くの親は幼児期の言葉の習得は自動的に行われると思いがちですが、実は子供は生まれたときから個々に言葉の学習が始まるのです。

 幼児が言語を習得する主な方法は、親同士が話す言葉、また親が子供に話しかける言葉を聞くことです。文字、単語、センテンスを繰り返して聞き、受け入れた言語「理解力(Receptive language)」は、少しずつ幼児が自由に使える「アクティブ語彙(Active vocabulary)」となります。研究によると、子供は一文字を言えるようになるまで、少なくとも言語を繰り返し500回以上聞いているそうです。言語の習得のためには、親が幼児と接する機会を多く作り、努めて会話をする必要があるのです。

▶ 続きを読む
関連記事
うつ、不安、睡眠障害、PTSDなどの精神疾患は、心臓病リスクの上昇と関連する可能性があります。心の不調と身体症状を切り離さず、早めに評価する大切さを紹介します。
政府支援の研究により、少量の飲酒でも健康上の利益は確認されなかったことが判明。研究者らは男女ともに1日1杯を上限とするよう推奨しています。
蜂蜜はエナジージェルに匹敵するエネルギー補給効果がある。ブドウ糖と果糖をバランスよく含み、運動前後のグリコーゲン補充や体力回復にも役立つ。マラソン世界記録選手も取り入れた、天然の補給食品としての活用法を紹介。
オーディオブックは、物語を楽しむには有効な読書手段です。一方で、学習内容を深く理解し記憶するには、紙の本のほうが向く場合もあります。脳と読書の関係を探ります。
胸の圧迫感や動悸のような違和感は、胸椎のずれや背中のこわばりと関係する場合があります。姿勢を整え、胸椎の動きを助ける3つのセルフエクササイズを紹介します。