中国検閲を導入するハリウッド映画会社について、米議員は国防総省の協力を停止するとの法案を提出した(GettyImages)

中国当局の検閲を受け入れるハリウッド映画界 米議員、政府協力停止の法案提出

米議員はこのほど、中国共産党の検閲を受け入れるハリウッド映画会社に対する、国防総省など公的機関の協力を停止する法案を提出する。

テッド・クルーズ上院議員は、中国で公開するために検閲を導入した米映画製作会社を批判した。「ハリウッドは長い間、収益増加のために、中国(共産党)の映像検閲やプロパガンダに協力してきた」とSNSに書いた。同氏の提案する通称「台本法(SCRIPT法、Stopping Censorship, Restoring Integrity, Protecting Talkies Act)」は、映画関係会社に「政府の協力か中国の利益かの選択を迫るものだ」とした。

FOXニュースによれば、米国防総省は、テレビ局や映画制作会社と協力して、より緻密で迫力ある戦闘の描写のために協力してきた。『トランスフォーマー』『パール・ハーバー』『アルマゲドン』『ミッドウェイ』『アイアンマン』など、ハリウッドの大ヒット作の多くは、国防総省の協力を得ている。

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