中国河北省邯鄲市の工場でマスクを生産している女性従業員。2020年2月28日撮影(AFP/Getty Images)

不良品の報告相次ぐ EUが中国製マスクの配布を中止

中国から購入したマスク不良品だとポーランドオランダから相次ぎ報告を受けたため、欧州連合(EU)は14日、加盟国やイギリスに1000万枚のマスク配布を当面、中止すると決めた。

中共ウイルス(新型コロナウイルス)が蔓延する中、EUは中国からマスクや個人用防護具を調達し、6週間をかけて医療従事者に配布する予定だった。

最初に仕入れた150万枚のマスクは17カ国に配付されたが、ポーランドとオランダは、品質が基準を満たしていないと報告した。

ポーランドに配布した60万枚のマスクは欧州で認証された品質証明書がないうえ、医療基準も満たしていないと同国保健大臣ルカシュ・ツモフスキ(Lukasz Szumowski)氏は述べた。

オランダ保健省も、中国から購入した60万枚のマスクは顔に密着せず、フィルター機能も基準に達していないと示した。

欧州委員会保健報道官ステファン・デ・キースメッカー(Stefan De Keersmaecker )氏は、中国からの入荷を一時中断するほか、品質に問題がある場合、「法的措置を取る」と明言した。

健康と食品安全に関する欧州委員会委員のステラ・キリアキデス(Stella Kyriakides)氏は、マスクを受け取った各国に対して、品質について報告するよう要求した。

EU市場で危険な製品が見出された際に、迅速に加盟各国に通報するシステム「Rapid Alert System for dangerous non-food products」は4月24日、4種の中国製マスクの品質が「深刻」(Serious)だと各国に知らせた。

中国企業はこの4種のマスクがN95/FFP2マスクだと主張しているが、マスクのフィルター機能は基準を満たしておらず、中に有効な濾過率が50%未満のものもある。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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