豪州議員は中国共産党政権によるオーストラリア政府への経済の浸透及びボイコットを調査するための「中国詰問サイト」を立ち上げた。(WILLIAM WEST/AFP/Getty Images)

豪州議員、中国詰問サイト開設「屈服か主権独立かの選択を」 

豪州貿易投資促進委員会の豪州連邦議員ジョージ・クリステンセン氏は5月中旬、中国共産党政権によるオーストラリア政府への経済の浸透及びボイコットを調査するための「中国詰問サイト」を立ち上げた。

同氏はサイトで「調査は連邦政府の干渉を受けない独立な活動だ」とし、「オーストラリアの経済が特定の市場や海外投資に過剰に依存しているかどうか、また、この過剰な依存が国益及び経済にもたらすリスクを分析する」と述べた。政府への提言もまとめる予定だという。

サイトは、豪州が分岐点に立っていると指摘し、「中共に屈して祖国を裏切るか、もしくはオーストラリアの主権と経済の独立を守るかの選択を余儀なくされた」と危機感をあらわにした。

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