中国製動画編集アプリVIVA Video、印当局はスパイウェアと認定

スマートフォン向け無料動画編集アプリ「VivaVideo(小影)」は、これまでに1億回以上ダウンロードされている。しかし、過去には、インド当局は悪意あるスパイウエアが組み込まれていると指摘しており、同国は軍関係者にはすぐにアプリを削除することを勧めている。

警告によると、VivaVideoは遠隔操作による外部ドライブへのファイル読み書き機能に加え、ユーザーの位置情報(GPS情報)など、動画編集には必要のない許可をスマートフォン利用者に要求する。

VivaVideoは、「杭州趣維科技有限公司(QuVideo.Inc、キュー・ビデオ)」社が開発した。会社名をアプリの名前である「VivaVideo」「小影」とする場合もある。同社はほかにも、SlidePlus(スライドプラス)など合計5つのアプリを発表している。杭州趣維が開発したアプリは合計1億回ダウンロードされている。2019年、官製メディア・中国日報や中新網は「小影の全世界のユーザーは累計で8億」と報じている。

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