中国の李克強首相は中国人の一人あたりの年収45万円と発言し、ネットで驚きの声が広がった(GettyImages)

李克強首相が貧富の格差を認めた?「6億人の月収は1万5000円」

中国の李克強首相は5月28日、第13期全国人民代表大会(全人代)第3回会議後の記者会見で、中国の一人あたりの年収は3万元(約45万円)で、6億人は月収1000元(約1万5000円)だと述べた。

この所得に関する数字は、過去に中国共産党が宣伝した統計とは大きく異なる。党の宣伝してきた貧困削減率が偽りであった可能性が高いとして、多くの市民を驚かせた。

「以前は一人当たりの資産は100万元(約1500万円)って書いてあった。 なのに、実際は月にたった1000元(約1万5000円)だって?みんなプロパガンダに惑わされている」「ようやく貧富の差を認めたか」「小紅(党の工作員の呼び名)でさえ、あ然としているだろう」

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