中パ経済回廊、中国企業が建設費用水増し請求 30億ドル規模=報告書
中国政府が推進する巨大経済圏構想「一帯一路」の目玉の1つ、「中パ経済回廊」(CPEC)計画は、中国の融資や契約内容の不透明さで窮地に立たされている。パキスタンのイムラン・カーン首相が国民に高額な電気代を支払わせた問題を調査するために発足した監査委員会は、中国企業の略奪行為を非難した。
620億ドル(約6兆6400億円)規模の同プロジェクトは当初は、港湾や道路の整備、パイプライン、数十カ所の生産施設、パキスタン国内最大規模の空港などを建設する目標を掲げた。
米外交誌「ザ・ディプロマット」(The Diplomat)の5月18日報道によると、同プロジェクトの建設を請け負った華能山東如意電力会社(HSR)サヒワル石炭火力発電所(Sahiwal coal-fired power project)と電力会社ポート・カシム(Port Qasim Electric Power Company Limited、PQEPCL)が建設費用を水増し、過大請求などの問題が発覚した。
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チョゴリザ山(Chogolisa)は中国とパキスタンの国境線です。海抜8611メートルあり、「K2」とも呼ばれ、世界で2番目に高い山です。山頂はピラミッドの形をしており、平均の斜度は45度と、非常に険しいです。
パキスタン南西部バルチスタン州に位置する港湾都市グワダルではこのほど、市民が中国当局の巨大経済圏構想「一帯一路」に抗議するためデモ活動を行ったことが報じられた。中国外務省の趙立堅氏は「フェイクニュースだ」と反論。
2017年、国境検問所で発生した激しい衝突により13人が死亡、80人が負傷する事態となった。この出来事により、現在は追放されたアフガニスタン政府とパキスタン政府との間で深刻な対立が起きた。
それ以来アフガニスタン政府は、この境界線が歴史的な伝統に反しており、法的にも違法であるため抗議を続けてきた