米国、無人航空機を東南アジア4国に支援 防衛能力を強化

米国防総省は、インド太平洋諸国の同盟国や友好国の4カ国に対して、それぞれの諜報・監視・偵察機能を強化させるため、無人偵察機を提供する。

防衛情報誌「JANES」によると、米国防総省はマレーシア、フィリピン、ベトナム、インドネシアの4カ国の海軍に対して、東南アジア地域の海上安全保障強化のために、支援の枠組み「南シナ海海洋安全保障イニシアチブ(South China Sea Maritime Security Initiative, MSI)」を立ち上げた。今年5月、最初の納入となる偵察機スキャンイーグル(ScanEagle)6機がマレーシアに引き渡された。

スキャンイーグルは、ボーイング社および無人航空機を設計・製造する同社の子会社であるインシツ(Insitu)社が共同生産する無人機だ。無人機1台あたり約1億4000万円(約140万米ドル)で、米国がMSIプログラムに沿って全額支援している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の納棺師は、コロナによる死者数は、全国で死んだ人々は3億人下らないと語った。 疫病により、多くの死体が病院に横たわり、火葬場には長い列ができている。 中国共産党の隠蔽工作も、功を奏すことはできなかった。
米国の国際安全保障の専門家はこのほど、中国当局のミャンマー軍事政権への支援強化は、2022年2月の米インド太平 […]
[21日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は21日、ASEAN特使として初めてミャンマーを訪問した。 23日まで滞在する予定で、初日は軍事政権トップのミンアウンフライン総司令官と会談した。 ASEANは、昨年4月の首脳会合で暴力の即時停止など5項目で合意したが、ミャンマーがこれを履行していないため、首脳会議からミンアウンフライン氏を締め出
2021年12月に開催された先進7カ国首脳会議(G7)の外相会議で初めて実施された東南アジア諸国連合(ASEAN)との外相会議の後、G7は南シナ海の緊張状態に懸念を表明し、「自由で開かれたインド太
[クアラルンプール 15日 ロイター] - 東南アジアを歴訪中の米国のブリンケン国務長官は15日、随行記者1人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことを受け、日程を切り上げ帰国の途に付いた。ブリンケン氏自身は15日の検査で陰性を示している。 米国務省の8日の発表によると、ブリンケン長官は10─12日に英リバプールで開催された主要7カ国(G7)会合に出席した後、13─16日にインドネシア、