【紀元曙光】2020年7月21日

(前稿より続く)21年を経た今でも、法輪功への迫害は停止されていない。
▼「大紀元と法輪功との関係は何か」と聞かれることがある。あまり良いご質問ではないので多く答える気はしないが、簡潔に言えば、「大紀元は、法輪功学習者が運営している、健全な普通のメディア」である。
▼個人の内面的な信仰は、職務としての報道に全く矛盾しないばかりか、むしろ真実を読者へ伝えるという使命感を、一層強くしている。また、中国国内の詳細な情報を、他のメディアに先駆けて、圧倒的な速さで入手できるのも、内外に多くの協力者をもつ大紀元の強みなのだ。その情報を精密に分析し、正確に報道する能力も、大紀元は他メディアの追随を許さない。
▼大紀元についての評価は、もちろん読者諸氏にお任せする。ただし、昔よく言われた「大紀元は法輪功だから信用できない」という俗説は、もはや中国共産党を喜ばせる阿諛(あゆ)であることを付言させていただこう。手前味噌で恐縮だが、中国の真相報道に関しては、大紀元(英名The Epoch Times)の独壇場であるというのが、欧米をはじめとする国際的な評価である。仄聞ながら、トランプ大統領も大紀元を読んでいるという。
▼話を戻す。申したいのは、大紀元の宣伝ではない。中共がいくら暴力で弾圧しても、善良な人々は屈しないばかりか、一層たくましく強くなり、逆に中共を押し返していくということなのだ。
▼香港の大紀元は、これまでに何度も暴漢に破壊され、放火までされたが、現在も屈服することなく戦い続けている。香港の若者たちも、誠に強かった。(次稿に続く)