ソマリランド駐台代表、台湾到着 中国の圧力下で

台湾の吴钊燮(ジョセフ・ウー)外相は9日、ツイッターでソマリランドの駐台代表Mohamed Omar Hagi Mohamoud氏が台湾に到着したことを発表した。台湾とソマリランドが2月、2カ国間議定書に調印し代表処の相互設置に同意した。一方、中国がソマリランド政府に圧力を掛け、翻意を促したが、拒否された。

外相はツイッターの投稿で「中国からの圧力を恐れず、Mohamed Omar Hagi Mohamoud氏は無事7日台湾に到着したことを確認した。主権と友情は売り物ではない」と投稿し歓迎の意を表明した。

Mohamed氏も同日、自身のツイッターに、「7日夜に無事に台湾に到着した。台湾外務省から温かく迎えられ、そしてソマリランドと台湾との関係は永遠に強固なものである」などの内容を投稿した。

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