中国、長引く北戴河会議で「軍権の争い」勃発か
中国河北省の避暑地、北戴河で中国共産党の最高指導部のメンバーや長老らが参加する非公式な会議「北戴河会議」が8月上旬に始まったとみられる。8月17日の時点では、同会議が終了していないとの報道が出ている。中国官製メディアの報道によると、今年の北戴河会議では、「軍権」の掌握をめぐって対立があったことが浮き彫りになった。
北戴河会議
ロイター通信は8月14日、15日に予定されていた米中通商交渉の「第1段階の合意」に関する閣僚級会合は延期されたと報道した。米政府は同会合を通して、中国側が第1段階の通商合意を履行しているかを検証する予定だった。情報筋の話として、会合が延期された原因は中国当局の北戴河会議が続いており、中国側の日程が合わなくなったことにあると伝えた。
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