雲南省にバッタ襲来、1億平米が被害
最近、竹やイネなどの植物を食べ尽くす「黄棘竹バッタ」の大軍が西南の国境から飛来しており、雲南省の多くの地域ではここ数十年で最悪の蝗害が発生している。
香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙はこのほど、雲南省の地元住民の話を引用し、一つのトウモロコシに30~40匹のバッタが止まっているという。バッタが来てから2、3日で、竹の葉がすべて食べ尽くされ、バッタが葉をむさぼる音まで聞こえてくる。「退治しないと、人間まで食べられてしまうかもしれない」と村民たちは恐怖を覚えていると報じた。
中国生物多様性保護およびグリーン開発基金会の生物防除作業部の責任者である王豁氏によると、「黄棘竹バッタは中国で2番目に大きい森林害虫で、名前が示すように、竹は大好物の一つだが、それ以外にも芭蕉の葉やトウモロコシの葉、サトウキビの葉なども好む」と紹介した。
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