中国地方政府、農家に作物変更を強制 ならずものが脅す=報道
中国の人権と宗教迫害を伝えるネット雑誌「寒冬(Bitter Winter)」は最近、中国当局が農民に樹木伐採と穀物栽培を強制するために彼らの土地契約権と管理権を撤回すると脅していると報じた。高齢者や出稼ぎ村民は畑仕事を強いられているという。
山東省新泰市石萊鎮の地方政府は4月から、村に対し、制限時間内の樹木の伐採、野菜や果実から穀物栽培への強制切り替え、さらには今後5年間は穀物以外の栽培を禁止することを要求した。
一部の村人は、現地政府がならずものを雇い、村民の同意なしに夜間に無断でこっそりと村中のポプラの樹木を全て倒した。他の数十の村の木も同じように7月に破壊されたと述べた。「(ならずものが)切った木はどうするのか、薪にでもするのだろうか。中国でいつも苦しむのは農民だ」
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