2018年5月、上海の川辺に絡まるプラスチックごみ(GettyImages)

中国は世界最大の海洋プラごみ排出国 ルール無視の漁業、野生動物を違法消費=米国務省報告

米国務省は9月25日、中国が犯している11の環境破壊を詳述した報告書を発表した。報告によれば、中国は世界最大の温室効果ガスおよび海洋ゴミの排出国、そして世界最大の違法・無報告・無規制漁業の乱獲者、さらには世界最大の野生動物および木製品の密輸・消費国であると指摘した。

報告は、中国のこれらの行動は天然資源の過剰搾取をしており、中国国民に最悪の環境への影響をもたらすと指摘した。同時に、広域経済圏構想「一帯一路」を通じた環境無視の輸出行為は、世界経済と世界中の人々の健康を脅かしていると批判した。

マイク・ポンペオ米国務長官は過去、「中国経済の発展は、空気、土地、水質に与える影響を意図的に無視することで成り立っている。中国人と世界は、もっと良い(空気、土地と水質)ものを享受すべきだ」と述べている。

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