米国務省と教育省、中国孔子学院の「恐ろしい影響力」警告 全米学校に書簡
米トランプ政権は10月9日、中国語や中国文化について教育を施す中国官製の教育機関・孔子学院について「中国共産党のグローバルな政治宣伝機関として、悪意ある活動を米国内の大学などで展開している」「恐ろしい影響をもたらす」と米国内教育機関に強く警告した。
AP通信の報道によると、米国務省と教育省が、米国内の大学と州教育当局へ宛てた同書簡には「孔子学院は中国共産党(以下、中共)に米国での足場を与え、言論の自由に対する脅威となっている」とし、学校側は同学院の活動を検閲し、教育環境を守るための行動を起こすべきだと書いた。
米国務省は8月、同学院を外国の大使館などと同じ「外交使節団」に認定。今後、米国内での人事や保有資産を米政府に報告することを義務付けた。
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