米国務省、研究機関に外国資金の開示要求 中ロの影響力に警戒
米マイク・ポンペオ国務長官は10月13日、中国やロシアなどの組織と関係を維持する国内学術機関やシンクタンクに警告を発した。長官は、「一部の外国政府は、ロビイストや外部専門家などを通じて、米国の外交政策に影響力を行使しようとしている」と、同日に発表した声明に書いた。
ポンペオ氏は今後、国務省との協力を希望するシンクタンクや他の外交政策機関は、国有企業とその子会社を含む外国政府から受け取った資金をウェブサイト上で「目立つように」開示するよう要請している。また、国務省は「開示する具体的な資金源に留意している」という。
国務省に公表された声明は「経済・個人の自由、平等な市民権、法の支配、真の市民社会についての自由で開かれた対話を促進するための米国の努力が、いつの日か中国やロシアなどの国々で可能になることを望む」としている。
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