米高官、「中国の台湾侵攻に黙っていない」と警告 台湾に防衛強化呼びかけ

ホワイトハウスの国家安全保障顧問であるロバート・オブライエン(Robert O’Brien)氏は10月16日、「中国による台湾への武力侵攻には黙っていない」と警告すると同時に「台湾を孤立させる中国は、最終的に自らを孤立させることにつながる」とも忠告した。

オブライエン氏はさらに、中国は現在台湾を侵攻する準備は整っていないが、台湾は将来起こりうる攻撃や中国による非軍事的手段(禁輸など)で台湾を孤立させる作戦から身を守るために、「自国の防衛力を強化させる必要がある」と台湾に助言した。

同氏は16日のアスペン研究所(Aspen Institute)が公開した動画による対談でも、「台湾は、反侵入策について考え始める必要がある」とし、「(台湾は)中国からの水陸両用作戦およびグレーゾーンでの行動に真に対抗できる方法を採用する必要がある」と提案した。

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