【紀元曙光】2020年11月10日

ご本人には何の罪もない。取り上げる日本の報道が、こぞって幼稚なのだ。
▼熊本県のある町の町長さんのお名前が、漢字を音読みすると「ジョー・バイデン」になる。これを朝日、読売、毎日、産経、日経、東京、中日ほか多数の新聞やニュースサイトが取り上げ、「次期アメリカ大統領と同名」と蝶が舞うお花畑のように伝えている。
▼馬鹿か、と思う。小欄も読者諸氏の目に触れるものだから、下品な言葉遣いは控えるべきだが、日本の既成メディアのこの低能ぶりには罵倒語を禁じ得ない。こういう無意識、無自覚の報道が日本国民にもたらす「すり込み」ほど恐ろしいものはないのだ。
▼投票は、終わった。しかし、正当に行われた選挙とはとても言えないような疑惑が続出している。それらの一部は、事故的ミスではなく、作為による不正であったことが大紀元の報道によって明らかになっている。今後も、さらに疑惑は解明されるだろう。
▼現職の米国大統領はドナルド・トランプ氏である。「選挙に不正があったという根拠を、大統領は明らかにしていない」と米国の既存メディアは批判する。日本の主要紙の社説も、米メディアと同様の口ぶりで、トランプ大統領に非があるかのように言う。しかし、考えてもみよ。法廷闘争に入る前に、手の内を見せるわけがない。真実を明らかにする闘いは、これからなのだ。
▼今日の東京は、晴れ渡った青空である。地方によっては雪の便りが届いたという。日本はいたって平穏に見えるが、宇宙では、神と悪魔の壮絶な戦いが行われている。悪魔に加担しては、絶対にならないのだ。