【紀元曙光】2020年11月23日
ジョージ・パットン中将(1885~1945)最終階級は大将。
▼アメリカ陸軍きっての猛将である。第二次世界大戦では北アフリカおよび欧州の戦線で、重戦車多数を擁するドイツ軍を次々と撃破し、ナチス・ドイツを震え上がらせた。戦うために生まれてきたような、根っからの軍人である。そのせいか、戦争が終結した1945年の末に、大事故とはいえないほどの交通事故で、あっけなく死亡する。
▼戦争の是非は別として、人間は、その使命を神から与えられてこの世に生まれてくるのだと、つくづく思う。パットンは、部下にとっては厳格で、ときに恐ろしい存在だったが、勝利へ向かって全軍を率いていく指揮官としては卓越した才能をもっていた。米国の歴史に「勝つというのはこういうことだ」と明示し、その名を刻んだのは間違いない。
▼今のトランプ大統領は、口がちょっと悪くて、性格が激しいところも含めて、その面影が英雄パットン将軍に重なるという。そう言えば、確かに似ているかもしれない。
▼今、全人類の命運をかけて勝たねばならない大戦がおこなわれている。その総指揮官に、神が選んだのがドナルド・トランプ氏だった。世界の国々が「親中共」の政権になったら、それは共産邪霊のグローバリズムに征服されたことになり、人類は確実に滅ぶ。
▼1972年9月、田中角栄首相と周恩来総理が、二人並んで毛筆で日中共同声明に署名。日中国交正常化が成る。その光景に当時の日本人は甘美な幻想を見た。日本の親中共は、ここから始まった。わが日本のことを、大いなる反省を込めて考える。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。