北京、数百万人に承認前の中国製ワクチン接種を義務付け
中国政府はこのほど、感染リスクの高い市民に対して、5000万回分の中共ウイルス(新型コロナウイルス)ワクチンを来年2月15日までに投与することを義務付けたと発表した。製薬会社による試験段階はまだ完了しておらず、規制当局の承認も得られていない。
中国の大手製薬会社・復星医薬は、ドイツの製薬会社バイオンテック(BioNTech)と共同で開発したワクチンを1億回分発注したと発表した。
バイオンテックは、ファイザーと提携して米国とEU市場向けにワクチンを供給しており、それぞれの規制当局から承認を得ている。両社は日本にも12月18日、ワクチンの製造販売承認を申請した。いっぽう、中国向けに開発されたワクチンはまだ第2相試験中だ。
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