米アップル、中国アプリストアで3千以上のアプリを「行方不明」に VPN、法輪功、台湾関連など
米ワシントン拠点の非営利の倫理監視団体は12月23日、米アップルは中国のアプリストアから、中国共産党が好まないテーマを扱うアプリを削除しているとの調査報告を発表した。報告は、アップルが中国市場を維持するために自己検閲を行っていると指摘している。
非営利団体「説明責任のための運動(Campaign for Accountability、CfA)」の関連組織である「透明性ある技術(Technology Transparency Project、TTP)」による調査報告によると、アップルの中国アプリストアでは、他国では見つかるアプリ3257個が発見できず、行方不明になっている。
これらのアプリの3分の1にあたる964件は、法輪功、チベット仏教、香港の民主運動、台湾、チベット、プライバシー保護、デジタル暗号通貨、VPN、ソーシャルメディア、海外メディアなど、すべては中国共産党が国内で検閲する情報と関連しているという。
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