ロバート・D・エルドリッヂ

海上自衛隊の石垣島配備が実現するまで、日米やクアッドで対応を

あまり大きなニュースにならなかったが、沖縄県にある民間組織・八重山防衛協会は昨秋、政府に対して、海上自衛隊の南西諸島への配備を要請した。

八重山防衛協会は防衛意識を啓発する目的で、沖縄県の日本返還後の1970年代に創立された。石垣島やその周辺諸島の経済界や政治家、自衛隊の元隊員など約140名で構成されている。現在、石垣島で建設されている陸上自衛隊の基地の配備にもかかわってきた。

3期目を数える中山義隆石垣市長は同協会の名誉顧問を務める。2010年初め、保守派の中山氏は42歳で初当選した。その年の秋には民主党政権が誕生したにも関わらずだ。

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