米憲法学者が圧力で大学を退職 ワシントン集会で投票不正を主張
米カリフォルニア州チャップマン大学(Chapman University)の特別招聘教授で憲法学者のジョン・イーストマン(John Eastman)氏は、今月ワシントンDCの集会に参加しスピーチを行ったため、学校側から圧力を受け、13日に退職を余儀なくされた。
イーストマン教授は1月6日の集会で、トランプ大統領の弁護団チーム責任者のルディ・ジュリアーニ氏とともに、スピーチを行った。教授は、トランプ支持者に向けて、大統領選挙において「われわれは不正行為があったことを知っている」「死んだ人が投票したことも知っている」と選挙詐欺があったことを主張した。
その後、同大学の教職員約160人がダニエレ・ストルッパ(Daniele Struppa)学長、法科大学院長に書簡を提出した。教職員らは、イーストマン氏の言論はチャップマン大学の「価値観と理念に反した」として、教授資格のはく奪や解雇などの処分を下すよう大学に求めた。
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