英報道によると、英ボリス・ジョンソン首相は日米豪印の安全保障枠組み「クアッド」への参加を検討している。写真は1月28日、グラスゴーで英軍が設営するワクチンセンターを視察する首相(Jeff J Mitchell/Getty Images)

英、日米豪印戦略対話「クアッド」参加検討=報道 

英ボリス・ジョンソン首相は、欧州連合(EU)離脱をきっかけに新たな多国間の枠組みに参画するべく、日米豪印の安全保障枠組み「クアッド(QUAD)」への参加の可能性を検討している。複数の英メディアが1月31日までに報じた。

英タイムズ紙によると、ジョンソン首相は、太平洋・インド洋諸国とは貿易と経済のみならず、安全保障面における戦略的な結びつきを強化しようと考えている。

日本と英国は、2021年の年明けに日英包括的経済連携協定(日英EPA)を発効した。また、英政府は1月30日、日本やオーストラリアなど11カ国による環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を正式表明した。

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