2021年2月15日 テネシー州ナッシュビル (Brett Carlsen/Getty Images)

<オピニオン> 新型コロナウイルスと「科学のない年」

2020年と2021年は「科学のない年」である。あるいは「見せかけの科学の年」または「政治的な科学の年」と呼べるかもしれない。

アメリカの製薬会社は競ってワクチンを開発した。しかし、それらに長期的な効果があるのか、またワクチン接種は本当に必要なのか、我々が知る術はない。

ここで読者に告白しよう。私自身はファイザー社製のワクチンを2回とも接種した。その主な理由は、まもなくアメリカ政府が旅行を希望する国民全員にワクチン接種を強制すると思っているからだ。

▶ 続きを読む
関連記事
便利さに流されがちな現代で、私たちはお金を通して何を生かし続けたいのか。人里離れた牧場でレストランを営む著者が、中央集権的な仕組みに対抗し、個人の消費選択が地域や未来を形づくる意義を問いかける論評
1992年米大統領選でブッシュを敗北させた「不況」の虚構を検証し、実態以上に選挙を動かす経済認識の危うさを指摘。現政権下の好景気や課題を踏まえ、来る中間選挙で共和党が勝つための戦略を論じる
米経済指標の好調さとは裏腹に広がる「不況認識」。主要メディアやニュースアグリゲーターの報道バイアスが人々の心理と世論をいかに誘導しているかを検証する論評
米CDCの報告システム「V-safe」に埋もれていた、無数のワクチン被害者の生々しい手記。公衆衛生を信じながら孤立と破壊に追いやられた人々の悲痛な声と、その過酷な現実に直面した筆者の苦悩を綴った論説
米国は9月25日、パンデミックへの備えに関する国連の政治宣言への支持を拒否した。これは、トランプ政権が国際的な保健機関との関係を断つ一連の動きの最新の措置となった。