【党文化の解体】第1章(2)「無神論を宣伝する」
1.無神論を宣伝する
数千年来の人類の歴史は、多種多様な文化体系を形成し、その社会制度体系とともに共存してきた。すべての体系の中で、人類の窮極的な価値観は皆、神霊や天意の形で、世俗の行政権力を超越して存在した。国王と皇帝の上には必ず、神あるいは天の認証、保護監督と導きがあり、これを 「王権の神授」 と呼んだ。このような体系の中で、神霊と天意は、世俗の価値観を窮極的に認定し審判を下す者として、世俗の最高権力に対して判定を下す効用を持ち、世俗の最高権力が無限に膨脹する傾向に制限を加えた。
同様に、日常的な世俗生活の中でも、神霊と天は極めて重要な役割を演じてきた。人類の行為を規範し、その私欲の膨脹を制限する重要な作用を発揮し、世俗の利益を超越する形で存在した。
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