米下院、選挙改革法案を可決 郵便投票の拡大など図る 民主党議員が造反
米下院では3日、民主党が提出した郵便投票を含む選挙改革法案「フォー・ザ・ピープル法案(For the People Act、またはH.R.1 Act)」の投票が行われた。賛成220票と反対210票で、同法案は可決された。
米FOXニュースの報道によると、民主党のベニー・トンプソン(Bennie Thompson)下院議員が造反し、共和党の議員らと共に反対票を投じた。トンプソン議員は同法案の共同提出者で、反対票は「意外だった」という。
同議員は4日、FOXニュースに送った声明で、自身の支持者らが法案の公的選挙資金導入をめぐる内容を批判したと明かし、「有権者の利益のために反対票を投じた」と説明した。
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